2026/02/06 15:46
昨年の夏の終わり、どうしても行きたかった工房へ
ものづくりの産地、福井県鯖江市の河和田地区へ。
そこは伝統工芸である越前漆器の「角物」と呼ばれる箱ものを中心とした木地制作を行っている
(有)井上徳木工

今まで制作したものの数々は圧巻で、ずっとここでいろいろ手に取り見ていたかった。
ピタッと収まる箱や美しいシルエットの台など普通の家庭にはないであろう物まで本当にたくさんの作品。

奥の倉庫には材料が保管され、用途に合わせて木材を選び一から作られていく。


木と木が隙間なく合わさりピタッと収まる
ミリの世界
すべて手作業で人の手のすごさを目のあたりにした。
指でなぞって、段差を感じない。
何度も何度も作って作り続けてきた結果がここにあるんだなと。
でも
ふと思ったのが
これはどこに需要があるのかと。
漆のきれいな蓋つきの箱や
足のついた御膳
実際の家庭では見ないものばかりだなぁ・・・と。
危ない危ない。
感動で終わってしまう所だった!
私が探しているのは
実際に普段も使えて、手に取って自然と大切に扱いたくなるもの

丸盆に決めました。
通常は漆塗りで赤や黒に仕上げられるのですが
日常になじむよう拭き漆仕上げで依頼。
出来上がったものはイメージ通り
↓
それ以上の丸盆です。
お茶の配膳や、お一人様ティータイム、一つあると便利な丸いお盆
拭き漆は使えば使うほど良い風合いに。
ぜひお楽しみいただければと思います。
