2023/06/01 16:15

越前海岸で作られている塩の話を聞きに 志野製塩所へ訪問。
まず、ここに移住する決め手となった、山、海、空の魅力、を教えてくれました。
志野さん、福井生まれ福井育ちの私より、福井を魅力的に語ってくれます。
ふくい代表でもないのに、なんだかありがとうでいっぱいの気持ちになりました。

いつも思うのは、福井の魅力は福井の外から聞くことが多いなと。
そう、移住したいと思えるほど魅力あるんだよといろんな方に教えていただけます。

海水をくみ上げ火を焚き続け、大変な思いをして完成できる塩はほんのわずか。
しかも百笑の塩は、あえて塩分濃度の高くないところからくみ上げています。
それは山から下りてた山水が混ざった部分。
雨の多い季節、雪の降る季節、四季によって味が変わります。
それは塩の仕上がりにも影響し、四季折々の味を楽しめます。
今回私が仕入れた塩には春に○がついていました。

おにぎりにするとおいしいお塩。
私は浅漬けを作るときも百笑の塩を使用しています。
野菜も一つ一つ味が違うのと同じで
お塩も季節によって旨みが違うって、自然でいいですよね。

志野さんのお話を聞いて感じたのは
作り手がこれだけの思いや考えがあるのなら
売り手はそれを伝えるのが大切だなって。
どの商品も、そうやって伝えていきたいです。